パソコン基礎知識

どのパソコンを購入すればよいのか

こんな方におすすめ

  • 結局どのパソコンを購入すれいいの?
  • パソコンを自分で選べるようになりたい!
  • パソコンを購入するための指針が欲しい!

この記事では、パソコンの基本的な購入指針について解説します。

この記事を理解するには、2つの記事(「パソコンの基本構成」、「HDDとSSDの違い」)に掲載した知識が必要になりますので、まず最初にこれらの記事を読んでからこの記事に戻ってきてください。

結論

いきなり結論を書きます。

どのパソコンを購入すべきかをここで具体的に示すことは困難です。

なぜ?と思われるかもしれませんが、どのパソコンを購入すべきはその人がやりたいことによるからです。

したがって、ここで示せるのはあくまで「基本指針」のみです。

しかしながら、この記事に記載の「基本指針」を持っていれば、自分に必要なパソコンを自分で選ぶことができると思います。

それでは指針の説明に入ります。

理想的なパソコン

仮に私がお金持ちだとすると、以下のようなパソコンを買います。

理想的なパソコン

私がお金持ちなら、

  • 高性能CPU(〇GHzの数字が大きいもの)
  • 大容量メモリ(〇GBの数字が大きいもの)
  • 大容量SSD(〇GBの数字が大きいもの)

を選びます。

もちろんデータ記憶装置はSSD一択です。

HDDは買いません。

こうしたパソコンが理想的であることは、この記事の読者ならすでに感覚的に理解されると思います。

したがって、お金に余裕があればこれら3つのパーツがすべて高性能・高容量のものを買うべきです。

しかしながら、私も含めてそんなにお金に余裕がある人ばかりではありません。

現実的なラインが必要だと思います。

そこで、まずは絶対に買ってはいけないパソコンを示します。

買ってはいけないパソコン

それはメモリが極端に少ないパソコンです。

具体的にはメモリが4GBしかないパソコンは絶対買ってはいけません!

例えネットサーフィンくらいしかしないとしてもおすすめできません。

メモリが4GBしかないパソコンは以下のような感じです。

メモリが4GBしかないパソコンのイメージ

ご覧の通り、作業スペース(メモリ)が狭すぎて作業がスムーズに進みません。

想像してみて下さい。

上のイラストのような狭い机の上で何冊も本を広げて作業してくださいと言われることを。

私がCPUだったらしんどいと感じます。

メモリ4GBでは、CPUが効率的に作業できません。

さらにデータ記憶装置がHDDだったら最悪です。

ただでさえ机(メモリ)が狭くて作業が進まないのに、本(データ)の扱いが遅くなって、作業効率は最悪です。

現在、メインのデータ記憶装置がHDDであるパソコンは少なくなってきてると思いますが、メモリが4GBのパソコンは今(2024年2月)でも見かけます。

大切なことなので最後にもう一度だけ言わせてください。

「メモリが4GBのパソコン」を買ってはいけません。

購入可能なパソコンの最低スペック

現在(2024年2月)購入可能だと私が考えるパソコンの最低スペックを示します

メモリ:8GB以上

データ記憶装置:SSD

上の2つは最低限満たすべきだと思います。

(ただ、現在、メモリ容量が8GBであったとしても、少し厳しくなってきていますので、このスペックは本当に最低ギリギリのラインだと思っていただいた方がいいかもしれません)

これ未満のスペックのパソコンだと、単にネットを見るにしても動画がカクカク動いたり、場合によってはパソコンがフリーズ(パソコンの動きが停止する現象)するリスクがありますので、このラインを一つの目安にしていただければと思います。

考慮すべきもう一つの部品

ここまではパソコンの主要3部品(CPU、メモリ、データ記憶装置(SSDまたはHDD))に絞って説明をしてきました。

しかし、パソコンには、上記の基本3部品に次いで重要な第4の部品があります。

それはグラフィックボード(略して「グラボ」)です。

グラフィックボードは、「ビデオカード」とも呼ばれますが両者に違いはありません。

両者とも同じ部品のことを指します。

グラフィックボードは主に動画や映像の処理に力を発揮する部品で、GPUと呼ばれる画像処理装置と専用のメモリ(ビデオメモリ(VRAM)と呼ばれる)が搭載された部品です。

イメージとしては、パソコンの中に小さな画像処理専用パソコンが部品として入っているような感じです。

もし、あなたが映像処理、動画編集、3Dゲーム、画像処理などを行いたいと考えているのなら、グラフィックボード付きのパソコンを購入してください。

これらの処理をグラフィックボードなしのパソコンでスムーズに行うことは難しいです。

また、こうしたことが目的の人は、メモリは最低でも16GBにするようにしてください。

メモリが8GBだと3Dゲーム映像がカクカク動いたりするリスクがあります。

また、目的の動画編集ソフトやゲームの推奨メモリ容量などをパソコン購入前に必ず確認するようにしてください。

せっかくパソコンを買ったのに、目的のことができなかったら悲しいですもんね。

もう少しだけグラフィックボードの話をします。

パソコンのスペック(性能)の欄を見ていると、たまにグラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれています。

「オンボード」とは、「マザーボード(パソコンのメイン骨格に相当する基板)に最初からくっついているよ」という意味です。

このように書くと「グラフィックボードが最初からくっついているという意味か!」と思うかもしれませんが、ちょっと違います。

そうではありません。

グラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれていた場合、マザーボードに含まれる画像処理機能は比較的最低限のものであり、この機能は、グラフィックボードがマザーボードとは別の部品として存在しないパソコンで使用されるものです。

したがって、説明がくどくなりますが、グラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれていた場合、そのパソコンには別部品としてのグラフィックボードは付属していないと解釈してください。

なので、最新の3Dゲームなどが目的でパソコンを購入する人は、グラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれているパソコンではなく、グラフィックボード付きのパソコンを選択する必要があります。

デスクトップパソコン VS ノートパソコン

また、デスクトップパソコンにするか、ノートパソコンにするかを迷う場合もあると思いますが、覚えておいていただきたいことは以下の1点だけです。

・同じ性能ならデスクトップパソコンの方が安い(つまり、同じ価格ならデスクトップパソコンの方が性能が高い)

したがって、ノートパソコンに分があるのは、コンパクト性だけです。

コンパクト性を最も重視する場合にはノートパソコンを選択するのがよいと思います。

当ブログが推奨するパソコンのスペック(性能)

最後に、1つの指針として当ブログが推奨するパソコンのスペック(性能)をメモリとデータ記憶装置に絞って以下にまとめます。

以下に示されるスペックは、最低ラインだと考えて下さい。

・3Dゲームや動画編集はせず、通常のネットサーフィンや比較的軽い文書作成のみが目的の人(文書を扱う作業のみでも、100ページを超えるようなワード文書などを扱ったり、画像を多く含むファイルを開く機会が多い場合は、メモリは16GB以上がいいと思います)

メモリ:8GB以上

データ記憶装置:SSD

・高負荷の3Dゲーム、動画編集、画像処理などを行いたい人

メモリ:16GB以上

データ記憶装置:SSD

グラフィックボード付き

当サイトでは、CPU、メモリ、HDD、SSD、及びグラフィックボードの具体名を挙げることはしません。

これは、仮にこうした部品を具体的に示したとしても、それらはすぐに古い情報となるためです。

当サイトでは、そうした一過性の情報ではなく、各部品がどのような役割を担っているのかという根本的な理解を提供することを目的としているため、具体名の列挙はしておりません。

しかしながら、ここまで読んでくださった読者の皆様であれば、各部品のイメージは十分につかめたと思いますので、後は皆様が具体的にどのCPU、メモリ、HDD、SSD、グラフィックボードがいいかを調べればいいだけです(こうした情報を掲載しているサイトは多くあります)。

そのときに当サイトで得た基礎知識が役立つと思います。

また、仮に部品の調査をしないとしても、量販店などにいけば、当サイトで得た知識だけで十分に店員さんと話がかみ合うと思いますので、具体的な部品名を知らなくても自分に合ったパソコンが選べると思います。

最後になりましたが、ここまで読んでくださった皆さんは、パソコンそのものの知識に関しては既に中級レベルに到達したと私は思います。

これは誇張ではありません。

そしてこうした知識はこれからもずっと役立つものになると思います。

この記事はこれで終了です。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました!!

パソコンを購入したら、以下の記事も併せて読んでみてください。

パソコンを初めて購入される方や、パソコンに実際に触れた経験が乏しい方に役立つと思います。

初心者の方がしっかりと理解できるようにイラストを多用しました。

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