まず最初に、タッチタイピングの基礎について説明します。
その後、正しいタッチタイピングを習得する上で意識すべき「ホームポジション」について詳しく解説します。
タッチタイピングの練習におすすめのサイトも紹介します。
それでは説明に入ります。
タッチタイピングとブラインドタッチの違い
結論としては、
両者に違いはありません。
以前はブラインドタッチと呼ばれていましたが、「ブラインド」は盲目を意味するため、最近では「タッチタイピング」と呼ばれます。
当ブログでも「タッチタイピング」を使用します。
タッチタイピングって何?
タッチタイピングとは、
キーボードを見ずに文字入力を行うこと
です。
キーボードを見ずに文字入力を行うには、必然的にキーボード上の各キーの位置を覚える必要があります。
何故タッチタイピングが必要か
タッチタイピングが必要な理由は、
パソコンを使う以上、キーボード入力は避けて通れないため
です。
タッチタイピングができないと、かなりの時間をロスします。
このロスは、人生という長さで考えた場合、膨大な時間になります。
また、タッチタイピングができないと以下のイラストのようイライラすることになります。

そのため、なるべく早い段階でタッチタイピングを身につけることが大切です。
どうしたらタッチタイピングができるようになるのか
タッチタイピングを身につけるには、
訓練する以外に道はありません
無意識にキーを叩けるようになるまで、ひたすら練習あるのみです。
一度習得してしまえば、勝手に手が動きます。
どのようにタッチタイピングを訓練すればよいか
当サイトでは、以下の2つの訓練法をお勧めします。
訓練法① タッチタイピング用のアプリを使用する
基本的には、アプリは何でも構いません。
毎日5分でもかまいません。
続けることが重要です。
一週間もやれば確実に手ごたえを掴めます。
無料でタッチタイピングを練習する方法については後述します。
訓練法② 普段スマホで行っていることをあえてパソコンでやる
普段、X(旧ツイッター)やインスタへの投稿などはスマホでやることが多いと思います。
これらをあえてパソコンでやってください。
キーボードに触る時間を強制的につくるのです。
また、パソコンの基本的な操作も身につくので一石二鳥です。
ホームポジションを意識する
タッチタイピングを身につける上で意識すべき大切なことがあります。
キーボード上で指を置く位置は決まっています。
この位置を「ホームポジション」と言います。
「ホームポジション」とは、常に指を置くべき基本位置であり、どのキーの入力後にもその都度指を戻すべき位置のことです。
ホームポジションについてイラストで説明します。

上のイラストで四角で囲った部分(全部で8つ)がホームポジションです。
このイラストのように両手の各指を対応位置に置き、両親指はスペースキーの上にそっと添えます。
(イラストでは各キーのアルファベットが見えるように指の位置を少し下に描いていますが、実際は、各指の先は各キーの中心に置いてください)
この指の置き方を常に意識してください。
どのキーを押した後にも必ずこの状態に指の配置を戻す癖をつけてください。
また、以下のイラストのように、基本的にどのキーボードにも、FキーとJキー(人差し指を置くキー)の上に何らかの凸部が存在します。

これは、触れただけでホームポジションの位置が分かるようにするためのものですので、自分のキーボードを確認してみてください。
次にどのキーをどの指で押すべきかをイラストで示します。

上のイラストのように、対応する指で各キーを押すようにしてください。
無料でタッチタイピングを練習する方法
タッチタイピングを今から始める方
まずは最初に以下のことを身につけてください。
・正しい指で各キーを押せるようになること
・ホームポジションに戻る癖
これには、以下のサイトが無料で使えてとても便利です。
・マナビジョンさんの「無料タイピング教材」のタイピングの基礎練習(リンク先の「ホームポジション練習」をクリックすると始まります)
他の無料サイトも使ってみたいと思う人は、Google検索で「タッチタイピング ホームポジション」で検索すると、よいサイトが見つかります。
タッチタイピングをさらに磨きたい方
タッチタイピングの基礎が出来ている人には、Neutralさんのサイトの寿司打が無料で使えて便利です。
上のリンクから入って、「寿司打をPlay」を押すとゲーム感覚でタッチタイピングの腕を磨けます。
今回の記事はこれで終了です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
以下の記事(文字変換)も併せて読むとパソコンスキル向上に役立ちます。
以下の記事では、非常に基礎的な文字変換について説明していますので、タッチタイピングがまだ習得出来ていなくても、気にせずにお読みください。