この記事では、「ファイル名を指定して実行」(コマンドの入力)を使うキーボードでのアプリの最速起動について説明します。
この方法の主な利点は以下の通りです。
方法の手順
方法の手順は以下の通りです。
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1Ctrl を押しながらRキーを押します
Ctrl + Rキーを押すと、以下のように、「ファイル名を指定して実行」というダイアログボックスがパソコン画面の左下に表示されます。
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2開いたダイアログに、アプリを呼び出すためのコマンドを入力します
以下のイラストでは、エクセルを開くために「excel」と入力しています。
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3入力後にエンターキーを押します
コマンド入力後にエンターキーを押すと、アプリが起動します。
今回の例では、エクセルが起動します。
今回の例ではエクセルを起動させましたが、他のアプリも同様に起動させることができます。
コマンドとアプリの組み合わせは以下の通りです。
(下記のコマンドを入力しても対応アプリが起動しない場合は、そのアプリがそのパソコンにインストールされていません)
コマンド | アプリ |
---|---|
excel | エクセル |
notepad | メモ帳 |
mspaint | ペイント |
calc | 電卓 |
winword | ワード |
powerpnt | パワーポイント |
snippingtool | スニッピングツール |
cmd | コマンドプロンプト |
explorer | エクスプローラー |
control | コントロールパネル |
良く使用するアプリだけでも覚えておくととても便利だと思います!
個人的なおすすめは、エクセルを呼び出す「excel」です。
英語の綴りもそのままなので覚えやすいですね!
この方法の利点
マウスに頼る必要がない
この方法を使用することで、マウスを使用しなくてもキーボードで簡単にアプリを素早く起動できます。
そのため、アプリのショートカットを用意する必要がありません。
ショートカットがない分、デスクトップ上がアプリのショートカットでごちゃごちゃせずにすみます。
さらに、アプリのショートカットを探す手間が省けることも利点です。
例えば、普段使っていないパソコン(他人のパソコンや会社のパソコン)を使用する場合、使いたいアプリのショートカットがどこにあるのかすぐには分かりません。
そのような場合でも、この方法を知っていれば、ショートカットに頼らずに必要なアプリを起動できます。
Windowsのバージョンが変わっても関係ない
この方法は、Windowsのバージョンが変わってもやり方は同じです。
一度覚えてしまえば、新しいWindowsに変わっても使えます。
また、他人のパソコンや会社のパソコンが古いパソコンであっても、この方法は使用できます。
以上のことから、自分のお気に入りのアプリだけでも、この方法を覚えておくととても便利です。
今回の便利技の紹介はこれで終了です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他の便利技についての記事も併せてお読みいただくと、パソコンスキルの向上に役立つと思います。