この記事は広告を含みます パソコン基礎知識

パソコンが全くわからない人のパソコン購入

こんな方におすすめ

  • どのパソコンを購入すれいいのか全くわからない
  • パソコンを自分で選べるようになりたい
  • パソコンを購入するための指針が欲しい

この記事では、パソコンについて何もわからない人向けに、どのようなパソコンを買えばいいのかをイラストで簡単に解説します。

早速、パソコン購入について説明したいのですが、最初に1つだけお願いがあります。

この記事を深く理解していただくために、2つの記事(「パソコンとは何かをイメージで直感的に理解する」、「HDDとSSDの違いをイメージで直感的に理解する」)をまず最初に読んでからこの記事に戻ってきてください。

理解できるかな?と思うかもしれませんが、安心してください。大丈夫です。

これら2つの記事は簡単なイラストで解説されており、パソコンが全くわからない初心者の方でも直感的にパソコンとは何かを数分で理解できます。

難しい理屈は全くありませんので、是非読んでみて下さい。

これら2つの記事を読み終えてこの記事に戻ってきたときには、パソコンとは何かが確実にイメージできるようになっています。

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それでは、この記事の本題に入ります。

結論

いきなり結論を書きます。

どのパソコンを購入すべきかをここで具体的に示すことは困難です。

なぜ?と思われるかもしれませんが、どのパソコンを購入すべきかはその人がやりたいことによるからです。

そのため、ここで示せるのはあくまで「基本指針」のみです。

しかしながら、この記事に内容を参考にしていただければ、自分に必要なパソコンを自分で選ぶことができます。

それでは説明に入ります。

パソコンの中身(おさらい)

まず最初に、「パソコンとは何かをイメージで直感的に理解する」で説明したパソコンの中身についてイラストで簡単におさらいしましょう。

パソコンの中身

パソコンの中では、上のイラストのように

作業者(CPU)

本棚(HDDまたはSSD)から取り出した本(データ)を開いて

机(メモリ)の上で作業しています。

(パソコンが行う「作業」とは、「Youtubeの動画を再生すること」や「エクセルファイルを開くこと」です)

これがパソコンです!

デスクトップパソコンだろうとノートパソコンだろうと同じです。

次に、「HDDとSSDの違いをイメージで直感的に理解する」で詳しく説明したHDDとSSDの違いを簡単におさらいします。

これらの主な違いは、以下の1点のみです。

HDDは、安いが動作は遅い!

SSDは、動作は速いが高価である!

これらの知識を踏まえて、以下の説明を読み進めてください。

理想的なパソコン

最初に、どのようなパソコンが理想的かをイラストで以下に示します。

理想的なパソコン

理想的なパソコンは、

  • 高性能CPU(〇GHzの数字が大きい)作業者の能力が高い
  • 大容量メモリ(〇GBの数字が大きい)机がとても広い
  • 大容量SSD(〇GBの数字が大きい)本棚が大きく、本の出し入れが速い

を備えたパソコンです。

理想的なパソコンのデータ記憶装置はSSDです。

SSDの方がデータの取り扱い速度(本を扱う速度)がはるかに速いからです。

こうしたパソコンが理想的であることは、上のイラストから感覚的に理解できると思います。

お金に余裕があれば、これら3つのパーツがすべて高性能・高容量であるパソコンを買うべきです。

しかしながら、私も含めてそんなにお金に余裕がある人ばかりではありません。

現実的なラインが必要だと思います。

そこで、次に、「絶対に買ってはいけないパソコン」を示します。

買ってはいけないパソコン

それはメモリが極端に少ないパソコンです。

具体的には、メモリが4GBしかないパソコンは絶対買ってはいけません!

例えネットサーフィンくらいしかしないとしてもおすすめできません。

メモリが4GBしかないパソコンは以下のような感じです。

メモリが4GBしかないパソコンのイメージ

ご覧の通り、机の作業スペース(メモリ)が狭すぎて作業がスムーズに進みません。

このようなパソコンの動作は極めて遅くなります。

想像してみて下さい。

上のイラストのような狭い机の上で何冊も本を広げて作業してくださいと言われることを。

私がCPUだったらしんどいと感じます。

メモリ4GB(机がとんでもなく狭い)では、CPU(作業者)が効率的に作業できません。

さらにデータ記憶装置(本棚)がHDDだったら最悪です。

ただでさえ机(メモリ)が狭くて作業が進まないのに、本(データ)の扱いが遅くなって、作業効率は最悪です。

現在、メインのデータ記憶装置(本棚)がHDDであるパソコンは少なくなってきてると思いますが、メモリ(机)が4GBのパソコンは今(2024年2月)でも見かけます。

大切なことなので最後にもう一度だけ言わせてください。

「メモリが4GBのパソコン」を買ってはいけません

メモリの増設

ここまで、メモリについて触れてきました。

パソコン初心者の方に、メモリについて1つ知っておいていただきたいことがあります。

メモリは増やすことができます。

この記事を読んだ方の中で、「購入したいパソコンがあるけど、もう少しメモリがあればいいのにな」と思っている方がいるかもしれません。

そのような方は、実際のお店でパソコンを購入する際に、店員さんに「このパソコンのメモリを増設するといくらになりますか」と聞いてみてください。

店員さんは、例えば、「8GBから16GBに増設するといくらになりますよ」と教えてくれます。

パソコンに慣れている人なら、増設は自分でできますが、初心者の方は不安な方も多いと思います。

そのような場合は、上のように店員さんに増設時の値段を聞いて、購入可能な金額なら、お店がメモリを増設してくれたパソコンを購入するのも一つの手です。

考慮すべきもう一つの部品

ここまではパソコンの主要3部品(CPU、メモリ、データ記憶装置(SSDまたはHDD))に絞って説明をしてきました。

しかし、パソコンには、上記の基本3部品に次いで重要な第4の部品があります。

それはグラフィックボード(略して「グラボ」)です。

グラフィックボードは、「ビデオカード」とも呼ばれます。

グラフィックボードは主に動画や映像の処理に力を発揮する部品で、GPUと呼ばれる画像処理装置と専用のメモリ(ビデオメモリ(VRAM)と呼ばれます)が搭載された部品です。

イメージとしては、パソコンの中に小さな画像処理専用パソコンが一部品として入っているような感じです。

映像処理、動画編集、3Dゲーム、画像処理などを行いたい場合は、グラフィックボード付きのパソコンを購入してください。

これらの処理をグラフィックボードなしのパソコンでスムーズに行うことは難しいです。

また、こうしたことが目的の人は、メモリは最低でも16GBにするようにしてください。

メモリが8GBだと3Dゲーム映像がカクカク動いたりするリスクがあります。

また、目的の動画編集ソフトやゲームの推奨メモリ容量などをパソコン購入前に必ず確認するようにしてください。

せっかくパソコンを買ったのに、目的のことができなかったら悲しいですもんね。

もう少しだけグラフィックボードの話をします。

パソコンのスペック(性能)の欄を見ていると、たまにグラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれています。

「オンボード」とは、「マザーボード(パソコンのメイン骨格に相当する基板)に最初からくっついているよ」という意味です。

このように書くと「グラフィックボードが最初からくっついているという意味か!」と思うかもしれませんが、ちょっと違います。

そうではありません。

グラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれていた場合、マザーボードに含まれている画像処理機能は比較的最低限のものであり、この機能は、グラフィックボードがマザーボードとは別の部品として存在しないパソコンで使用されるものです。

したがって、説明がくどくなりますが、グラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれていた場合、そのパソコンには別部品としてのグラフィックボードは付属していないと解釈してください。

なので、最新の3Dゲームなどが目的でパソコンを購入する人は、グラフィックボードの項目に「オンボード」と書かれているパソコンではなく、グラフィックボード付きのパソコンを選択する必要があります。

デスクトップパソコン VS ノートパソコン

また、デスクトップパソコンにするか、ノートパソコンにするかを迷う場合もあると思いますが、覚えておいていただきたいことは以下の1点だけです。

・同じ性能ならデスクトップパソコンの方が安い(つまり、同じ価格ならデスクトップパソコンの方が性能が高い)

そのため、ノートパソコンの方が優れている点は、コンパクト性だけです。

コンパクト性を最も重視する場合にはノートパソコンを選択するのがよいと思います。

当ブログが推奨するパソコンのスペック(性能)

1つのおおまかな指針として、当ブログが推奨するパソコンのスペック(性能)をメモリとデータ記憶装置に絞って以下にまとめます。

・3Dゲームや動画編集はせず、通常のネットサーフィンや比較的軽い文書作成のみが目的の人

メモリ:8GB以上

データ記憶装置:SSD

文書を扱う作業のみでも、100ページを超えるようなワード文書などを扱ったり、画像を多く含むファイルを開く機会が多い場合は、メモリは16GB以上がいいと思います。

データ記憶装置はHDDではなく、必ずSSDを選んでください。

・高負荷の3Dゲーム、動画編集、画像処理などを行いたい人

メモリ:16GB以上

データ記憶装置:SSD

グラフィックボード付き

あとがき

当サイトでは、CPU、メモリ、HDD、SSD、及びグラフィックボードの具体名を挙げることはしませんでした。

これは、仮にこうした部品を具体的に示したとしても、それらはすぐに古い情報になるためです。

当サイトでは、そうした一過性の情報ではなく、各部品がどのような役割を担っているのかという根本的な理解を提供することを目的としているため、部品の具体名は挙げていません。

しかしながら、ここまで読んでくださった読者の皆様であれば、各部品のイメージは十分につかめたと思いますので、後は皆様が具体的にどのCPU、メモリ、HDD、SSD、グラフィックボードがいいかを調べればいいだけです(こうした情報を掲載しているサイトは多くあります)。

そのときに当サイトで得た基礎知識が役立ちます。

また、仮に部品の調査をしないとしても、量販店などにいけば、当サイトで得た知識で十分に店員さんと話がかみ合いますので、具体的な部品名を知らなくても、店員さんと相談しながら自分に合ったパソコンが選べると思います。

今回、紹介させていただいたパソコン購入指針は、CPU、メモリ、HDD、SSD、及びグラフィックボードを基準としたものです。

厳密に言えば、実際のパソコン性能はその他の部品の影響も受けますが、これら4つの部品はパソコンのメイン部品であり、性能に与える影響がとても大きいものですので、特にパソコン初心者の方は、まずはこれら4つの部品に着目すれば十分だと思います。

最後になりましたが、ここまで読んでくださった皆さんは、パソコンそのものの知識に関しては既に中級レベルに到達したと私は思います。

これは誇張ではありません。

そしてこうした知識はこれからもずっと役立つものになると思います。

この記事はこれで終了です。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました!!

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パソコンを購入したら、以下の記事も併せて読んでみてください。

パソコンを初めて購入される方や、パソコンに実際に触れた経験が乏しい方に役立つと思います。

初心者の方がしっかりと理解できるようにイラストを多用しました。

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