この記事では、Wordの検索でヒットした文字列をそのまま「置換後の文字列」に使い回す方法について解説します。
この方法は、誰でもすぐに実行できます。
ヒットした文字列の一部または全部を使い回す方法については、こちらの記事をご覧ください。
検索でヒットした文字列をそのまま「置換後の文字列」に使い回す方法
方法の準備
通常通り、置換の準備をします。
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1ワード文書を開いた後に、「Ctrl」キーを押しながら「H」キーを押します
step
2以下の画面が表示されたことを確認します
これで準備が整いました!
方法の説明
検索でヒットした文字列をそのまま「置換後の文字列」に使い回すには、以下の条件で置換を行います
「^&」の意味は、「ヒットしたものそのもの」です
まだちょっとよく分かりません
詳しく説明しますね
例えば、以下の置換条件1で置換を行ったとします。
この条件で置換を行うと、^&←これの中身が「山田太郎」になり、ワード文書中の「山田太郎」が「山田太郎」に置換されるため、置換を行っても表面上は何も変わりません。
この理由は、上に示しましたように、「^&」=「ヒットしたものそのもの」だからです。
この置換条件1での「ヒットしたもの」とは、「山田太郎」です。
次に、置換条件2を示します。
今度は、「置換後の文字列」を★^&★としました。
この条件で置換を行うと、「山田太郎」が「★山田太郎★」へと置換されます。
この置換条件の場合も、^&←これの中身は「山田太郎」になりますが、置換後の文字列を「★^&★」としたため、この置換では、ワード文書中の「山田太郎」が「★山田太郎★」へと置換されます。
なるほど、「^&」=「ヒットしたものそのもの」とは、そういうことなのですね
この方法を応用すると、ワード文書中の特定の文字列をHTMLタグで挟み込むことができます。
これについては、別の記事をご参照ください。
方法のまとめ
置換後の文字列に「^&」に含めるだけで、ヒットした文字列を簡単にそのまま使い回せる
とっても簡単ですね!
はい、是非使ってみてくださいね!
この方法が一番おすすめですが、実はもう1つ方法があるので以下に説明します
別の方法
方法の準備
この方法を行うには、「ワイルカードを使用する」にチェックを入れて下さい。
「ワイルカードを使用する」にチェックを入れると大文字小文字半角全角が区別されます
方法の説明
この方法を使用して、検索でヒットした文字列をそのまま「置換後の文字列」に使い回すには、以下の条件で置換を行います
¥1の意味は、「ヒットしたもの」です
最初に説明した方法と同じく、「山田太郎」を例にして説明します。
例えば、以下の置換条件1で置換を行ったとします。
この条件で置換を行うと、¥1←これの中身が「山田太郎」になり、ワード文書中の「山田太郎」が「山田太郎」に置換されるため、置換を行っても表面上は何も変わりません。
この理由は、上に示しましたように、「¥1」=「ヒットしたものそのもの」だからです。
この置換条件1での「ヒットしたもの」とは、「山田太郎」です。
この考え方は、最初に説明した方法と全く同じです。
次に、置換条件2を示します。
今度は、「置換後の文字列」を「¥1は東京に行った」としました。
この条件で置換を行うと、「山田太郎」が「山田太郎は東京に行った」へと置換されます。
この置換条件の場合も、¥1←これの中身は「山田太郎」になりますが、置換後の文字列を「¥1は東京に行った」としたため、この置換では、ワード文書中の「山田太郎」が「山田太郎は東京に行った」へと置換されます。
( )←この括弧や¥1の詳しい説明については、別の記事をご参照ください。
こんなやり方もあるんですね~
どちらの方法でも結果は同じですが、1つ目の方法が個人的にはおすすめです