プレゼン資料作成のポイントは、細かいことを含めるといくつもあります。
しかしながら、スライド作成においては、そうした細かいこと以前に、常に意識すべき重要なポイントがあります。
この記事では、この点について簡潔に説明します。
意識すべきポイントはたった一つ
私はこれまで、多くの場でプレゼンテーションを行ってきました。
そのため、必然的に、多くのスライドを作成してきました。
しかしながら、プレゼン資料の作成の際に、「何となくデータを掲載してしまうこと」がよくありました。
このような感じでスライドを作成していると、聞き手としても、なんだかボヤっとしていて何が言いたいのか分かりません。
そのため、私はこうしたことを防ぐたびに、「この1枚のスライドで自分は一体何を聞き手に伝えたいのか」ということを常に意識するようにしていました。
スライドを1つ作るたびに自分に問いかけるのです。
「このスライドで自分は一体何を言いたいのか? それが明確かつ簡潔に伝わるスライドになっているか?」と。
このことを意識していれば、どのようなデータをどのスライドのどの位置にどのような大きさや色で掲載すべきかということもおのずと決まってきます。
この意識を持つと、全スライドが完成した後も、ブラッシュアップすべき点が見えてきます。
そのため、最終的には、スライドを作るたびに、そして、プレゼンを経るたびに、スライド作成能力が向上します。
まとめ
スライドを1枚作成するごとに、「この1枚のスライドで自分は一体何を言いたいのか? それが明確かつ簡潔に伝わるスライドになっているか?」を意識することで、飛躍的にスライド作成能力が向上します。
この意識を持てば、聞き手に内容をうまく伝えるための創意工夫が自然と生まれるようになります。